練習種目 06 Billiards Guide
ボーラードとは?
ルールと楽しみ方を解説。
ボーラードはビリヤードとボウリングを組み合わせた日本独自の練習種目です。 10フレームをプレーしてスコアを競い、満点は300点。 JPBA(日本プロポケットビリヤード連盟)のプロテスト実技種目にも採用されており、 1人でも仲間とでも楽しめる、上達の指標として多くのプレイヤーに活用されています。
01使用するボール
- 手球(白球)1個
- 1番〜10番の的球 10個
番号順に狙う必要はありません。どのボールを狙っても構いません(エニーボール)。 ただしブレイクショット以外はコールショットが適用されます。
02種目の目的
10フレームをプレーして、より高いスコアを目指します。満点は300点です。 勝敗を競う競技ではなく、自分のスコアを積み重ねる練習種目です。
03ラックの組み方
三角ラックで10個のボールを並べます。 ラックの頂点には、そのフレーム数と同じ番号のボールを置きます。 その他のボールの配置は任意です。
| フレーム | 頂点のボール |
|---|---|
| 1フレーム目 | 1番ボール |
| 2フレーム目 | 2番ボール |
| 3フレーム目〜 | フレーム数と同じ番号(以降同様) |
| 10フレーム目 | 10番ボール |
04フレームの仕組み
ボウリングと同じく、1フレームは最大2イニングで構成されます。
051フレームの流れ
- 1キッチン内の任意の位置からブレイクショット(コールショット不要)
- 2ファウルの有無に関わらず、ブレイクは1イニング目として継続
- 3以降はコールショットで的球をポケットし続ける
- 4シュートミスまたはファウルで1イニング目終了 → 2イニング目へ
- 52イニング目でシュートミスまたはファウルが発生した時点でフレーム終了
- 6フレーム終了後にスコアを記録し、ラックを組み直して次のフレームへ
06スコアの計算方法
ボウリングと同じスコア計算方式を採用しています。
| 結果 | 計算方法 |
|---|---|
| ストライク | 10点 + 次の2イニング分の得点を加算 |
| スペア | 10点 + 次の1イニング分の得点を加算 |
| オープンフレーム | 2イニングでポケットした球数の合計点のみ |
満点について
全フレームでストライクを達成した場合の満点は300点です。
ちなみに成功率80%のプレイヤーであっても期待スコアは100点台前半とされています。1球の重みがスコアに直結する、奥深い種目です。
07ファウルと処理
ポケットビリヤード共通のファウルが適用されます。
| ファウル | 内容 |
|---|---|
| スクラッチ | 手球がポケットに入った |
| 球触り | ショット以外で手球・的球に身体やキューが触れた |
| 場外 | ボールがテーブル外へ飛び出した |
| 二度撞き | 手球をキューで二重に撞いた |
| 両足離し | ショット時に両足が床から離れていた |
ファウル後の処理
1イニング目のファウル:スクラッチ・手球場外の場合は手球をキッチン内フリーボールで2イニング目スタート。それ以外は手球現状位置で2イニング目スタート。
2イニング目のファウル:その時点でフレーム終了。次のフレームのブレイクショットへ移ります。
08対戦形式ボーラード(実行委員会推奨)
ボーラードは本来1人でスコアを磨く練習種目ですが、 Yokohama Open実行委員会では対戦形式での楽しみ方も推奨しています。
プレイヤーAが1フレームを実施し、続いてプレイヤーBが1フレームを実施。これを交互に10フレーム繰り返し、10フレーム終了時の合計スコアで勝敗を決めます。
相手のスコアを見ながら追いかける展開になるため、通常のボーラードにはない緊張感が生まれます。ストライクが続けば一気に差が広がり、ミスが続けば逆転も起こる。観戦する側にも分かりやすく、イベントや交流会との相性も抜群です。
詳しくは実行委員会の記事「1人でできる、スコアが出る、上達できる。——ボーラードのすゝめ。」もあわせてご覧ください。
