【解説者紹介②】 世界を知る視点と、ともに戦う一日。——羅立文プロ

前回の土方隼斗プロに続き、4月29日(水・祝)開催の Yokohama BC Count9 Battle の解説者をご紹介します。

お二人目は、羅立文(ロー・リィウェン)プロです。

そして実はこの大会、羅プロにとって特別な舞台でもあります。
会場の POOL LABO は、羅プロ自身が運営するビリヤードスタジオなのです。

羅立文プロって、どんな選手?

1978年生まれ、台湾出身。神奈川県在住。

ビリヤード強国・台湾でプロキャリアをスタートさせ、2009年にJPBA(日本プロポケットビリヤード連盟)43期生として移籍プロ入り。
移籍翌年の2010年には早くもJPBA年間ランキング1位(MVP)を獲得という、衝撃的なデビューを飾りました。

以来、常にランキング3位以内をキープし続け、日本ビリヤード界のトップに君臨し続ける存在です。

その正確無比なプレースタイルから、ニックネームは” 精密機械 ”。
一球一球の精度と、緻密な手球コントロールに定評があります。

輝かしい実績

  • JPBAランキング1位(MVP):2010年・2022年
  • 全日本14-1選手権:5度優勝(2010年・2012年・2015年・2017年・2022年)
  • アジア選手権:3連覇(2015年・2016年・2017年)
  • USオープン10ボール(2010年):準優勝
  • 第1回 Yokohama Open 優勝(2026年2月・地元横浜で初代チャンピオンに!)

特筆すべきは14-1の強さです。
この種目においては国内で長年にわたり最多優勝を誇り、”14-1といえば羅プロ”というイメージを持つビリヤードファンも多いはず。
土方プロが3度の優勝でその牙城に迫っていますが、それも羅プロが「超えるべき壁」として存在し続けてきたからこそではないでしょうか。

年齢とともに円熟味を増す、世界基準のプレイヤー

2025年8月、アメリカ・バージニア州で開催されたWorld Nineball Tour公認の国際大会 Battle of the Bull(賞金総額70,000ドル)に参戦した羅プロ。128名の強豪が集うこの大会で、敗者側3回戦ではナインボール世界王者でwntランキング2位のカルロ・ビアドを9-7で撃破するという大金星を挙げました。
さらにトーステン・ホーマン(ドイツ)との大一番も制してステージ2(ラスト32)まで勝ち進みます。

最後はシェーン・バン・ボーニングと対戦。
ここで羅プロは自身のブレイクで苦しみ、スクラッチによるフリーボールを世界チャンピオンクラスの相手に何度も渡してしまう展開となり、惜しくも敗退しました。

それでも、世界王者を正面から撃破したこの内容は、羅プロが今もなお技術と精度を高め続けていることの証明です。

実際、羅プロ自身もインタビューで「チャイニーズテーブルを練習に取り入れてシュート力が上がっている」と語っており、プロ入り16年以上が経った今も常に向上心を持って研究・トレーニングを続けています。

年齢とともに円熟味を増しながら、世界のトップと渡り合える——それが今の羅立文プロです。

そして2026年シーズンも快調です。
グランプリイースト第2戦に続き、直近の関東オープンでも優勝を果たし、今シーズン公式戦すでに2勝目を挙げています。

地元・横浜の舞台で解説

今回の大会会場であるPOOL LABOは、羅プロが自ら立ち上げ、現在も運営するビリヤードスタジオです。
横浜・関内に構えるこの店は、レッスンからプロツアー開催まで幅広く展開し、地元ビリヤードシーンの中心的存在として知られています。

つまり羅プロにとって今回は、自分のホームで解説者として参加するという、特別な意味のある大会です。

台湾仕込みの技術と、日本でのプロ経験を融合させた「日台ハイブリッドメソッド」で多くの選手を指導してきた羅プロの解説は、観ている側にとっても必ず気づきのある内容になるはずです。

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羅プロを支えるスポンサー各社をご紹介します。

POOL LABO

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株式会社ジャストドゥイット

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土方プロとのライバル関係、そして当日はエキシビションマッチも!

土方プロの紹介でも触れましたが、お二人は全日本14-1選手権で何度もファイナルを争ってきた間柄です。
2013年に土方プロのランキング1位が確定した瞬間、まっ先に「おめでとう」と声をかけたのが、その年ランキング争いを繰り広げていた羅プロだったというエピソードが土方プロ自身のブログに記されており、長年ライバルであり続けながらも互いをリスペクトし合う関係が伝わってきます。

そのふたりが今度は同じ側で、皆さんのゲームを見守ります。

さらに当日はベスト32からの解説だけでなく、土方プロ × 羅プロによるカウントナインのエキシビションマッチも行われます。BC戦でトッププロ同士がエキシビションを行うというのは、まず見られない光景です。
カウントナインの考案者・土方プロと、その宿命のライバル・羅プロが同じゲームで直接対決する——これはビリヤードファンなら絶対に見逃せない場面です。

そして当日の観戦は無料

参加者はトッププロの解説付きで真剣勝負を戦い、ギャラリーは日本トップ2人によるエキシビションマッチを無料で楽しめる。
4月29日、POOL LABOに来ない理由が見当たりません。
ぜひ会場でお会いしましょう!

Yokohama BC Count9 Battle

📅 4月29日(水・祝)
📍 POOL LABO(横浜市中区伊勢佐木町)
💰 エントリーフィー:5,000円
🏆 優勝賞品:プレイキュー(14万円相当)

👉 大会要項はこちら