野毛・都橋商店街

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Noge / Miyakobashi

日本で最初の鉄道が着いた駅から、川を渡った坂の街。
露店の時代の記憶を残す長い二階建てと、夜ごと灯る小さな酒場。
一軒ずつ、自分の店を見つけていく街です。

露店の街から、のんべえの街へNoge

1872(明治5)年、新橋と横浜のあいだに日本で最初の鉄道が開業しました。その初代の横浜駅が、いまの桜木町駅です。駅に隣接する商業施設の1階にある「旧横ギャラリー」には、開業のころに英国から輸入された蒸気機関車が置かれています。その桜木町から、大岡川を渡った坂の街が野毛です。

終戦の年の11月、野毛の通りには露店の「横浜マーケット」が開かれ、野毛は横浜でいちばん大きな露店の街になりました。その露店を収めるために、1964(昭和39)年、大岡川沿いに建てられたのが「野毛都橋商店街ビル」です。長さ約90m、川の流れに沿ってゆるやかに曲がる2階建てで、戦災復興のなかで積み残されていた露店の問題を、ようやく解決した建物でもありました。2016年、戦後の建築としては初めて横浜市の歴史的建造物に登録されています。いまも小さな店が肩を寄せあい、『あぶない刑事』のロケ地としても知られます。

のんべえの街を自称する野毛は、大道芸の街でもあります。1986年に地元の商店主たちの呼びかけで町おこしとして始まった「野毛大道芸」は、街そのものを舞台に、いまも続いています。坂の上の野毛山動物園は、入園無料です。

Our Suggestion

一軒で、お腹をいっぱいにしない。

野毛と都橋の楽しみは、何軒も回ることにあります。最初の店では、一、二杯に、つまみを数品。もう少し食べたいところを、ぐっとこらえて次の店へ。カウンターで店主と少し言葉を交わし、隣に座った人の頼んだ一品をこっそり覚えておく。三軒目あたりで、ふと「また来よう」と思える店に出会います。

お気に入りは、一晩では見つかりません。来るたびに一軒ずつ増えていく。それもまた、この街の楽しみ方です。

※ここは実行委員会からの楽しみ方のご提案です。小さな店が多いので、混んでいるときは長居をせず、席を譲りあうと気持ちよく過ごせます。

作品の舞台を歩くOn Location

あぶない刑事 ロケ地私立探偵 濱マイク横浜日劇天国と地獄都橋商店街

Our Suggestion

濱マイクの横浜を、夕方から歩く。

黄金町にあった映画館「横浜日劇」は、『私立探偵 濱マイク』で、マイクの事務所がある設定になっていた実在の映画館でした。惜しまれながら、2007年に解体されています(横浜市観光情報サイト「スクリーンに輝く横浜」より)。

建物はもうありません。それでも、夕暮れの大岡川沿いを黄金町から歩いてみると、あの作品の湿った空気が、ふと戻ってくる瞬間があります。川沿いに都橋まで歩き、最後は野毛で一杯。スクリーンの中の横浜と、いまの横浜が重なる時間です。

同じ記事は、黒澤明の『天国と地獄』(1963年)に映る「黄金町の暗さ」と「伊勢佐木町の明るさ」にも触れています。

※歩き方は実行委員会からのご提案です。作品の撮影場所は、横浜市観光情報サイトの記事やロケ地案内で公表されているものだけを書いています。

撞くPlay

野毛から歩いてすぐの関内・伊勢佐木町に、ビリヤード場が集まっています。関内・伊勢佐木町のページへ →

食べる・飲むEat & Drink

大会協賛 横浜ビール 本店レストラン(UMAYA/YOKOHAMA BEER STAND)

横浜市内で最も長い歴史を持つ地ビール会社の本店。2階がレストラン「UMAYA」、1階が醸造所を併設したビアスタンドです。「アルト」は World Beer Cup 2024 のジャーマンスタイル・アルトビア部門で銀賞を受けています。中区住吉町、JR桜木町駅・みなとみらい線馬車道駅から徒歩5分。はしご酒の一軒目にも。

公式サイト

昔から街に親しまれてきた店(掲載料はいただいていません)

センターグリル

昭和21年、戦後まもない野毛に開いた洋食店。太麺のナポリタンと、特製オムライスで知られます。

公式サイト

泊まるStay

横浜市観光協会の公式サイトでは、関内・馬車道・伊勢佐木町のエリアで宿を絞り込めます。BASEGATE横浜関内には、旧市庁舎の建物を生かしたホテル「OMO7横浜 by 星野リゾート」もあります。

となりのエリアNearby