ビリヤードの試合を観たことがありますか?
このブログを読んでくださっている方の中には、すでにビリヤードの試合を現地で観たことがある方が多いかもしれません。
でも、会社の同僚や友人、家族に聞いてみるとどうでしょう。
「ビリヤードの試合? 観たことないな」
きっと、そう答える人の方が圧倒的に多いはずです。
正直に言って――それは、とてももったいない。
ビリヤードは、プレイするのはもちろん楽しい競技ですが、観るスポーツとしても本当に面白い競技です。
将棋のような知性と、職人のような技
ビリヤードの試合を観ていて、よく感じるのは「将棋」に近い感覚です。
先を読み、配置を考え、最善手を選ぶ。
ただし、将棋と大きく違う点があります。
将棋は、そこに駒を置けば成立します。
一方、ビリヤードは「そこに手球を置くのが最善だ」と分かっていても、それを実現するための繊細な技術が必要です。
力加減、回転、スピード、角度。
ほんのわずかなズレが、次の一手を大きく左右します。
この「分かっているのに簡単にはできない」という感覚こそが、観ている側の心を強く引きつけるのではないでしょうか。
日本人と相性の良いスポーツ
日本人は、昔から
- 技を磨き続けること
- 無駄のない所作
- 静かな緊張感
そういったものに美しさや価値を見出してきました。
茶道、剣道、職人仕事。
ビリヤードも、実はその延長線上にある競技だと感じています。
だからこそ、ビリヤードは「マイナー競技」という言葉だけで片付けてしまうには、あまりにも魅力が多いスポーツだと思うのです。
観られることで、競技は輝く
少し、私自身の話をさせてください。
私は高校時代、別の競技をやっていましたが、アマチュアの試合であっても
「試合があるから、よかったら観に来てください」
と、よく声をかけていました。
友人だけでなく、両親の知り合い、近所のおじちゃんおばちゃんまで。
観てくれる人がいるだけで、不思議と気持ちは燃えるものです。
プロとして活動していた頃も、チケットを手売りし、何百人とまではいきませんでしたが、多くの方に会場へ足を運んでもらいました。
最初は「付き合い」で来てくれた人たちが、いつの間にか私以外の選手を応援し、競技そのものを楽しんでくれている。
その光景を見るたびに、
「観てもらうことには、競技の価値を伝える力がある」
そう強く感じてきました。
理想論ではなく、行動で
「もっとビリヤードを盛り上げたい」
そんな言葉は、簡単に口にできます。
でも、語るだけでは何も変わりません。
それこそ飲み屋の愚痴で終わってしまいます。
周りから見れば
「そんなことをしても意味がない」
と言われるかもしれない。
それでも、競技の素晴らしさを知っている人が、一人、また一人と伝えていくこと。
その小さな積み重ねこそが、本当に大切だと感じています。
私はJPBAの公式戦でも、ハウスの試合でも、そんな想いを持つ人がいれば、できる限り現地で応援したいと思っています。
だから、まずは「観てほしい」
私は、サッカーも野球も、バスケットボールも、実際にプレイした経験はほとんどありません。
それでも、観戦は大好きです。
ビリヤードも、それでいい。
上手くなくてもいい。やったことがなくてもいい。
ただ一度、現地で試合を観て、あの空気を感じてほしい。
そして、もし一緒に来てくれた人がいれば、競技を愛する立場から、その面白さを伝えてほしいのです。
アンダーグラウンドから、オーバーグラウンドへ
競技が広がっていくきっかけは、派手な一手ではありません。
一人一人の、小さな行動です。
思考が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、結果が変わる。
私たちは、そんな想いで大会を開催します。
BLUEROSE presents Yokohama Open 2026
2026年2月23日(月・祝)
「BLUEROSE presents Yokohama Open 2026」を開催します。
選手としての参加はもちろん、観戦だけの方も大歓迎です。
美味しいビールを飲みながら、ビリヤードを観る。
そんな、少し贅沢で心地よい時間を過ごしていただけたら嬉しいです。
参加してよかった、観に来てよかった。
そう思っていただける大会になるよう、しっかり準備を進めていきます。
皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
