鏡を見て、なんとなく気になる日があります。
シミが増えた気がする。
頬のハリが、以前と違う。
フェイスラインが、少しぼんやりしてきた。
スキンケアは続けている。
高い化粧水も使っている。
でも、なんとなく追いつかない感じがある。
筋肉は、肌のためにも働いている
近年の研究で、筋肉を動かすことが肌に直接的な影響を与えることがわかってきました。
筋肉を使うと、「マイオネクチン」と呼ばれる物質が分泌されます。
これが血流に乗って皮膚に届き、シミのもとになるメラニンの生成を抑える働きがあります。
筋肉量が多い人ほど顔のシミが少ない傾向があるのは、そういう仕組みです。
さらに、筋力トレーニングには皮膚の「真皮層」を厚くする効果があることも報告されています。
真皮が厚くなるとコラーゲン量が増え、肌の弾力やハリを保ちやすくなります。たるみやシワの予防にも繋がります。
汗をかいてデトックス——だけではなかった。
身体を動かすことは、細胞レベルで肌を変えていたのです。
有酸素運動が、くすみを晴らす
ウォーキングなどの有酸素運動は、毛細血管を広げて全身の血流を促します。
肌の細胞に酸素と栄養が行き渡ることで、血色が良くなり、くすみの改善にも繋がります。
定期的に続けることで、肌の水分量が高まることも確認されています。
「なんとなく顔色が悪い」という日が続くなら、それは肌の問題ではなく、血流の問題かもしれません。
スキンケアは外側から。運動は内側から。
美容というと、つい化粧品を思い浮かべます。
もちろん、それは大切です。
でも肌は、身体の一部です。
血流も、筋肉も、睡眠も、栄養も——すべてが肌に繋がっている。
どれだけ高価な美容液でも、身体の内側が疲れ切っていれば、限界があります。
だから最近は「運動も美容の一部」と考えられるようになってきました。
激しくなくていい。
続けられる強度で、身体を動かす習慣がある——それだけで、肌への影響は確かにあります。
その夜のこと
仕事終わりに、友人と立ち寄った場所がありました。
笑いながら球を撞いて、台の周りを歩いて、また撞く。
運動しに来たわけじゃなかった。
美容のためでもなかった。
ただ楽しく遊んでいただけなのに、気づくと少し汗ばんでいた。
肌のために何かを頑張るのは、案外難しい。
でも楽しいことを続けた結果として、身体が動いているなら——それも立派な美容習慣なのかもしれません。
次の美容習慣、ビリヤードにしてみませんか。




