鏡の前で、思ったことはありませんか。
今日の顔、なんか違う、と。
いつもと同じスキンケアをして、同じファンデーションを使っているのに——目が小さい。
輪郭がぼんやりしている。
アイラインを引いても、まぶたの肉に埋もれていく。
どんなに高い化粧品を使っても、仕上がらない朝があります。
メイクのせいじゃない
むくんでいる時の肌は、細胞の間に余分な水分が溜まった状態です。
キメが整わず、ファンデーションが密着しない。
チークを入れても立体感が出ない。
二重幅が変わって、いつもの目じゃない。
たぶん他人は気づかない。
でも、自分にはわかってしまう。
朝からストレスを抱えたまま、一日が始まります。
メイクのせいじゃない。
肌の問題でもない。
夜のうちに、流れが滞っていた——それだけのことです。
夕方には、別の問題が起きている
夕方になると、今度は足が変わります。
朝はすんなり履けたパンプスが、帰り道にはきつい。
足首のくびれが埋まって、スカートのラインが崩れる。
重だるさ、冷え——身体がそのまま不快感を返してきます。
むくみを毎日そのままにしておくと、水分と老廃物が脂肪細胞と結びついてセルライトに変わっていくこともあります。
気になり始める前に、流れを整えておくことが大切です。
歩いて、構えて、撞く
むくみを解消するのに、激しい運動は必要ありません。
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれます。
歩くことで筋肉が収縮と弛緩を繰り返し、足に溜まった血液とリンパ液を心臓へ押し戻す——これが「ミルキング・アクション」です。
ビリヤードは1ゲームで1〜2km近く歩きます。
走らない、跳ばない。
でも台の周りを歩いて、構えて、撞いて、また歩く。
そのリズムが、止まっていたポンプをゆっくりと動かし続けます。
厚生労働省の基準では、ビリヤードの運動強度はヨガやストレッチと同じ「2.5メッツ」。
激しい運動ではない。
汗だくになるわけでもない。
それでも、身体は思っている以上に動いています。
キューを構える前傾姿勢では、足の付け根周辺も自然と動きます。
デスクワークで同じ姿勢が続いた身体にとっては、それだけでも気分転換になるかもしれません。
笑いながら、整えていく夜
仕事終わりに、パンプスからスニーカーに履き替えて。
誰かと行ってもいい、一人でもいい。
外れて笑って、また撞く。
何ゲームか終わる頃には、朝あれほど重かった足のことを忘れている。
翌朝、鏡の前でふと「今日はいい感じ」と思えたなら。
その日の顔は、前日の夜に決まっていたのかもしれません。
次の美容習慣、ビリヤードにしてみませんか。




