昨日の記事では、14-1は「毎回、違う問題が出てくる競技」だと書きました。
今日は、その「違う問題にどう答えるのか」を、実際の試合で観ていただきたいと思います。
「サンシアスpresents Yokohama 14-1 Summit 2026」の決勝トーナメントから、3試合の配信アーカイブを紹介します。
予選を勝ち抜いた8名
32名による予選リーグを勝ち抜いた8名による、決勝トーナメント。
この決勝トーナメントから、Last 8・Last 4・Finalの3試合が配信アーカイブとして残っています。
Last 8:飯間智也プロ 対 後藤信也選手
決勝トーナメント、最初の配信試合。70点先取。
飯間智也プロは、今大会の準優勝者。
対する後藤信也選手は、横浜ビールハイラン賞を獲得したアマチュア選手です。
予選では、羅立文プロを44-50まで追い詰めました。
その後藤選手が、トーナメントでどんな14-1を見せるのか。
プロとアマチュア。
それぞれが、目の前の配置にどう答えを出していくのかにも注目です。
Last 4:羅立文プロ 対 稲見厚史プロ
準決勝。70点先取。
14-1を知り尽くした羅立文プロに、稲見厚史プロがどう挑むのか。
同じプロ同士でも、目の前に現れる配置は毎回違います。
どこから取り始めるのか。 どこでクラスターを崩すのか。 そして、どこで守るのか。
70点という限られたゲームの中で、互いがどう組み立てていくのか。
14-1ならではの判断に注目して観てみてください。
Final:羅立文プロ 対 飯間智也プロ
決勝戦。
当初は100点先取の予定でしたが、試合開始前に両者の合意のもと、120点先取に変更して行われました。
現在の全日本14-1オープン選手権では、決勝は100点先取。
今回のSummitでは、そこからさらに20点長い、120点先取で行われました。
14-1は、ゲームが長くなるほど、一度のラック、一度のミス、一時的な流れだけでは勝負が決まりにくくなります。
より多くのラックを取り切り、長い時間にわたって判断と精度を維持し続けなければならない。
つまり、ロングゲームになるほど、選手の総合的な実力がより問われることになります。
その120点を、羅プロはわずか5イニング、アベレージ24.00で撞き切りました。
数字だけを見ても、その凄さは伝わります。
でも、この試合で本当に観てほしいのは、その数字の裏側です。
どの球を選んだのか。
なぜ、その球だったのか。
どこまで先を読んでいたのか。
そして、次のラックにつなげるために、どこへ手球を運んだのか。
120点というロングゲームを、5イニングで完遂する。
その一球一球に、羅プロの判断が詰まっています。
何度でも観返せるのが、配信アーカイブの良いところです
一度目は、試合の流れを追うだけで十分です。
二度目は、選手がどこで攻めて、どこで守ったのかに注目してみてください。
三度目には、きっと違うものが見えてきます。
14-1のテーブルには、同じ問題が出てきません。
だからこそ、同じ試合でも、観るたびに違うものが見えてくる。
選手がどんな問題に直面し、どんな答えを選んだのか。
昨日の記事で書いた「毎回、違う問題が出てくる」という言葉を、今度は実際の試合で確かめてみてください。
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