プロローグ また、朝が来た。 暗いビリヤード場に差し込んでくる光の中で、俺——玉野想(30歳・童貞・万年B級・現在手球)は、テーブルの上でただ止まっていた。 転…
プロローグ 気がついたら、白かった。 いや、待ってくれ。順を追って話す。 俺の名前は玉野想(たまのそう)。22歳からビリヤードにハマり、早8年。毎日のように撞き…