物語×ビリヤード
手球に転生した30歳・万年B級プレイヤーの物語。ビリヤードの物理法則をユーモアたっぷりに描く「転生したら手球だった件」シリーズです。
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転生したら手球だった件 第7話「俺が、曲がりきれなかった日」
プロローグ お姉さんが、お兄さんを呼んだ。名字じゃない。俺の知らない、下の名前だった。 ……下の名前、だと。 俺——玉野想(30歳・童貞・万年B級・現在手球)は…
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転生したら手球だった件 第6話「同じシャフトに、撞かれた日」
プロローグ お姉さんが、キューケースのチャックを開けた。ジーッ。 出てきたのは、黒いシャフトだった。木目が、ない。照明を、鈍く返している。 隣で、お兄さんが自分…
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転生したら手球だった件 第5話「俺が、最初から転がった日」
プロローグ 閉店まで、あと一時間。奥の台で、常連のおじさんが「よっしゃ」と言った。今夜は、もう六回目だ。 俺——玉野想(30歳・童貞・万年B級・現在手球)は、手…
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転生したら手球だった件 第4話「俺が、一度止まった日」
プロローグ 扉が開いた。夜の冷えた空気と一緒に、足音が二つ入ってくる。 お姉さんと、お兄さん。……一緒に、だと。 俺——玉野想(30歳・童貞・万年B級・現在手球…
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転生したら手球だった件 第3話「俺の引きが、届かなかった日」
プロローグ 夜のビリヤード場は、今日も同じ顔ぶれだった。奥の台では、常連のおじさんが一人で撞いている。「よっしゃ」が、五分おきに聞こえる。 俺——玉野想(30歳…
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転生したら手球だった件 第2話「俺の体に、回転が加えられた日」
プロローグ また、朝が来た。 暗いビリヤード場に差し込んでくる光の中で、俺——玉野想(30歳・童貞・万年B級・現在手球)は、テーブルの上でただ止まっていた。 転…
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転生したら手球だった件 〜分離角編〜
プロローグ 気がついたら、白かった。 いや、待ってくれ。順を追って話す。 俺の名前は玉野想(たまのそう)。22歳からビリヤードにハマり、早8年。毎日のように撞き…
