変えられないものばかり見ていた。

また、怒られた。

何がいけなかったのか、正直よくわからなかった。
精一杯やったつもりだった。
でも結果は、また同じだった。

帰り道、イヤホンを耳に突っ込んで、誰とも目を合わせなかった。

輪の外にいる感覚

ランチの時間が、少し憂鬱だ。

誰かのグループに混ざれるわけでもなく、かといって一人でいるのも居心地が悪い。
デスクで食べることにした。
画面を見ながら、でも何も頭に入ってこなかった。

会議室では、誰かが笑っている。
その輪の中に、自分だけいない気がする。

気のせいかもしれない。
でも、その「気のせい」が積み重なっていく。

ミスをした朝

メールを送り間違えた。

上司に報告する前に、気づかれた。
「なんでこうなるんだ」という声のトーンが、頭に残った。

謝った。
次は気をつけます、と言った。
でも正直、何をどう気をつければいいのか、よくわからなかった。

ため息をついたのは、自分だったのか、上司だったのか。
両方だったかもしれない。

外に向けた怒りは、何も解決しない

あの上司が悪い、と思う夜がある。

あの人の言い方が問題だ。
あの環境が合っていないだけだ。

そう思うことで、少し楽になれる。
でも朝になると、また同じ場所に戻っている。

外に向けた怒りは、何も解決しない。

そのことに、どこかで気づいている。

コントロールできるものに、集中する

相手の機嫌は変えられない。
会社の空気も変えられない。
誰かに好かれるかどうかも、自分では決められない。

でも次に何を言うか。
どう動くか。
何を選ぶか。

それだけは、自分で決められる。

外に向けていたエネルギーを、そこに集中する。
それだけで、少しずつ違ってくることがあります。

テーブルのコンディションは、毎回違う

ビリヤードをやっていると、気づくことがあります。

テーブルのコンディションは、毎回違う。
球の走り方、クッションの跳ね方——昨日と同じように撞いても、同じ結果にはならない。

道具のせいにしても、何も変わらない。
自分の判断を見直すしかない。

コントロールできるのは、自分の一球だけ。

会社の人たちも、同じなんだと思う。
みんな違う人間で、毎回違うコンディションがある。

自分がどう撞くかだけを、考える。

それでも、うまくいかない日は続く

また怒られるかもしれない。
輪に入れない日があるかもしれない。

でも、外に向けていた視線を、少しだけ自分に戻してみる。

自分にできることは、何だったか。
次の一球を、どう撞くか。

その問いが、少しずつ積み重なっていきます。

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