突然ですが、あなたには「推し」がいますか?
アイドル、俳優、スポーツ選手、YouTuber——好きな人やコンテンツを応援する「推し活」は、今や日本中に広がった文化です。
今日は、新しい「推し」の提案をさせてください。
ビリヤードを、推しませんか。
世界では、ビリヤードはこんなに熱い
「ビリヤードって静かに観るスポーツでしょ?」
そう思っている方に、まずこの事実を知ってほしいのです。
毎年開催されるビリヤードの国際団体戦「モスコーニカップ」——ゴルフのライダーカップと並び称されるこの大会は、興奮と熱気に包まれた満員の観客で知られています。
4日間にわたって熱狂と歓声が飛び交う、まさにスポーツイベントとしての興奮がそこにあります。
海外のビリヤード観戦マナーとして言及されているのは「プレー中にテーブルのすぐ側で大声で会話しない」という選手への配慮であって、応援や歓声そのものを禁じているわけではありません。
スポーツを観て、好きな選手を応援して、盛り上がる。
それはビリヤードでも同じです。
でも、日本のビリヤード界はどうでしょう
試合を観に行く人が少ない。SNSで選手を紹介する人が少ない。
プロの試合が行われていても、多くの人が知らないまま終わっている。
これはビリヤードが面白くないからではありません。
推している人が、まだ少ないからです。
ニッチな競技だからこそ、一人ひとりの行動が大きな力を持ちます。
逆に言えば、少し動くだけでビリヤード界全体が変わる可能性があるということです。
あなたにできる、5つのこと
難しいことは何もありません。
今日からできることばかりです。
① 試合を観に行く プロの試合、アマチュアの大会、どちらでも構いません。現地の空気を体感することが、全ての始まりです。観戦は無料の大会も多くあります。
② 好きな選手のSNSをフォローして、シェアする 選手の投稿に「いいね」をする、リポストする——それだけで選手の露出が増え、新しい人の目に触れます。フォロワーが増えれば、選手へのスポンサードの機会も広がります。つまりあなたの「いいね」が、選手が競技に集中できる環境を作る力になるのです。
③ YouTube配信を観て、チャンネル登録する 再生数やチャンネル登録者数は、大会の価値を示す数字になります。観るだけでも、登録するだけでも、確実に積み上がります。
④ 友人を誘う 「ビリヤードの試合、一緒に観に行かない?」その一言が、新しいファンを生みます。あなたが入口になれます。
⑤ 大会の情報をシェアする 「こんな大会があるよ」という投稿一つが、知らなかった人に届きます。情報を広めることも立派な推し活です。
あなたの「いいね」は、思いもよらない誰かに届く
「6次の隔たり」という理論をご存知ですか?
世界中の誰とでも、6人を介せばつながれるという考え方です。
SNSが普及した現代では、この距離はさらに縮まっていると言われています。
つまり、あなたが今日ビリヤードの投稿をシェアしたとして——それを見た友人が興味を持ち、その友人がさらに誰かに話し、その連鎖が続けば、あなたが直接知らない誰かのところにビリヤードの魅力が届く可能性があります。
あなたの小さな一投稿が、思いもよらない誰かの「推し」を生むかもしれない。
それだけではありません。
選手の投稿をシェアすることで、その選手を全く知らなかった企業の担当者の目に触れ、スポンサーの話につながることもあり得ます。
大会の情報を拡散することで、今まで接点がなかった層が会場に足を運ぶきっかけになることもあります。
ニッチな競技だからこそ、一人ひとりの発信が持つ影響力は大きい。
6次の隔たりを味方につけて、ビリヤードの輪を広げていきましょう。
推す人が増えれば、文化が生まれる
好きな選手が注目される。
SNSでシェアされ、試合に観客が集まる。
観客が増えれば大会への協賛が増える。
協賛が増えれば賞金が上がる。
賞金が上がれば、より多くのトッププロが本気で戦いに来る。
トッププロが集まれば試合のレベルが上がり、さらに観客を呼ぶ。
観客が増えれば選手への注目度も上がり、スポンサーがつきやすくなる。
スポンサーがつけば選手がより競技に集中できる環境が生まれる。
競技に集中できる選手が増えれば、さらに試合のレベルが上がる——
この好循環を生み出すのは、特別な力を持った誰かではありません。
「好き」という気持ちを行動に変えた、一人ひとりの積み重ねです。
モスコーニカップのあの熱狂も、最初は誰かの「好き」から始まったはずです。
ビリヤードの認知度が上がると、あなたにも好影響があります
ビリヤードが広まることで恩恵を受けるのは、選手や大会だけではありません。
今これを読んでいるあなたにも、確実に好影響があります。
例えば、会社でビリヤードの話題ができるようになる。
取引先とのコミュニケーションツールになる。
接待や懇親会の場としてビリヤード場が選ばれるようになる。
ゴルフが長年そういった立ち位置を担ってきましたが、ゴルフには道具・服装・コース代など高いハードルがあります。
一方ビリヤードは老若男女が手軽に楽しめる。
身体的なハンデも少ない。
むしろビリヤードの方が、より多くの人が参加しやすいコミュニケーションスポーツとして機能できるはずです。
ビリヤードがゴルフのような立ち位置を狙える日は、決して夢ではありません。
そのためにまず必要なのは、今ビリヤードをやっている人たちが小さな行動を積み重ね、継続すること。
そして新しいファンを温かく受け入れ、増やしていくマインドを持つことです。
文化は、内側から育つものです。
ビリヤードを、一緒に推していきましょう
Yokohama Open実行委員会は、横浜からビリヤードを盛り上げていくことを目指しています。
大会を作る。配信する。記事を書く。
それが私たちにできることです。
でも、それだけでは足りません。
あなたの応援が、ビリヤードを変えます。
好きなら、推せ。
それがビリヤード文化を育てる、一番シンプルな方法だと信じています。
