はじめての方に Billiards Guide
ステップアップ10ゲーム
好きな球から、少しずつ上達する。
好きな球を狙えるエニーボールで、はじめての人でも球を入れる楽しさを味わえるゲームです。2人でも3人・4人でも遊べて、上達に合わせた4つのステップで、本格的な10ボールへ近づいていきます。
At a glance
このゲームの要点
- 使う球
- 手球1個と1〜10番の的球10個(4〜5人以上なら1〜15番)
- 狙う球
- 好きな球でよい(エニーボール)。10番だけは最後
- 並べ方
- 三角形。1番をフットスポット、10番を中央に。ほかは自由
- 交代のとき
- フリーボール(台の上の好きな場所に手球を置いて撞く)
- 勝ち
- 10番を入れた人
試合の種目ではなく、仲間と楽しみながら上達するための遊び方です。
01使用するボール
- 手球(白球)1個
- 1番〜10番の的球 10個
4〜5人以上で遊ぶときは、1番〜15番の15個を使い、中央を15番にします(05)。
02ゲームの目的
好きな球を自由に狙えるエニーボールのゲームです。ほかの9個を入れ終えたあと、最後に10番を入れた人が勝ちです。
まず球を入れる楽しさを知り、手球がどちらへ動くのかを感じてもらうために考えたゲームです。生まれた理由と楽しみ方は、記事「デートや合コンで盛り上がる。——はじめてのビリヤードはステップアップ10ゲームから。」にまとめています。
03ラックの組み方
三角形に10個の球を並べます。決まっているのは2か所だけです。
- 1番をフットスポットに置く
- 10番を中央(3列目のまん中)に置く
- ほかの8個は、好きな順に並べてよい
三角形の先頭(1番)はブレイクする側(ヘッド側)を向き、底辺はフット側(球が戻ってくる側)に来ます。
04基本ルール
- ブレイクは、1番を狙って撞く
- 球が入れば、そのまま続けて撞く。入らなければ次の人に交代
- 交代のときは必ずフリーボール。台の上の好きな場所に手球を置いて撞く
- どの球を狙ってもよい(エニーボール)
- ただし10番だけは最後。ほかの9個をすべて入れ終えてから狙う
- 10番に先に当てるとファウル。相手(次に撞く人)のフリーボールになる
- 手球がポケットに入る(スクラッチ)、台の外へ出る(場外)のもファウル。相手のフリーボールになる
- 10番を入れた人が勝ち
05何人でも遊べる
2人だけでなく、3人でも4人でも遊べます。撞く順番を決めて、交代しながら進めます。
人数が増えると、10個の球ではすぐに終わってしまうことがあります。4〜5人以上になったら、15個の球を三角形に並べ、中央を15番に置き換えます。ルールは同じです。
06ステップアップ(4段階)
上達に合わせて、少しずつ決まりを足していきます。
| ステップ | 交代のとき | 狙う順番 | ねらい |
|---|---|---|---|
| ステップ1(入門) | フリーボール | 自由 | まずは球を入れる楽しさを覚える |
| ステップ2(慣れてきたら) | 手球が止まった場所から | 自由 | ポジション(次の球に手球を出すこと)を意識しはじめる |
| ステップ3(さらに上達したら) | フリーボールに戻る | 番号順 | 組み立てを考える練習 |
| ステップ4(10ボールへ) | ― | ― | そのまま10ボールへ移る |
同じ顔ぶれで通いながら、ひとつずつ上がっていけば、気づいたときには本格的な10ボールを撞いています。
自分たちの決まりで遊ぶ
ステップアップ10ゲームは、試合の種目ではありません。一緒に撞く人と楽しく遊べるように、決まりを変えて遊ぶことが前提のゲームです。腕前や人数に合わせて、たとえば次のように決めてみてください。
- 10番の場面の交代だけ、手球が止まった場所から撞く:最後の1球だけは、好きな場所に手球を置けません。はじめからこの決まりにすると、10番がなかなか入らず、ゲームが進まなくなることがあります。慣れてきてから試してみてください。
- 途中で10番が入ったら:ほかの球を狙ったショットで、たまたま10番が入ってしまったとき。ファウルでなければそのまま勝ちにしても、10番をフットスポットに戻して続けてもかまいません。どちらにするか、始める前に決めておきましょう。
- 少しだけ上手な人のハンデにする:上手な人だけ、10番の場面の交代を「手球が止まった場所から」にする、のように、人によって決まりを変えるのもひとつの遊び方です。腕前に差があっても、最後まで勝負になります。
07よくある質問
何人で遊べますか?
2人から遊べます。3人でも4人でもかまいません。4〜5人以上なら、1〜15番の15個を使い、中央を15番にします。
交代のとき、手球はどこから撞きますか?
ステップ1では、台の上の好きな場所に手球を置いて撞きます(フリーボール)。ステップ2では、手球が止まった場所から撞きます。ステップ3では、またフリーボールに戻ります。
10番に先に当ててしまったら?
ファウルです。相手(次に撞く人)が、好きな場所に手球を置いて撞きます。10番は、ほかの9個をすべて入れ終えてから狙います。
手球がポケットに入ったり、台の外へ出たりしたら?
どちらもファウルです。相手(次に撞く人)のフリーボールになります。
このゲームについて
Yokohama Open実行委員会が考えたオリジナルのゲームです。公式の競技規定ではありません。遊ぶ前に、一緒に撞く人とルールを確かめてください。
考えた理由と楽しみ方は、記事「デートや合コンで盛り上がる。——はじめてのビリヤードはステップアップ10ゲームから。」をご覧ください。
👉 ルールの次は、上達の解説や試合の配信を。ビリヤードのきわめ
